ここ最近、仕事の激務とメンタル不調でずっと気分が沈みっぱなし。
「今日はもう1日中寝て過ごそう」と思っていたその朝、ふと心の奥から声がしました。
「こんな時こそ、海の音を聞きに行こう」
気づけば電車に飛び乗り、向かう先は江の島。予定も下調べもなし。思いつきで動き出した旅は、神社でのお参り、絶品しらす丼、そして久しぶりの水族館――。
日帰りでも十分楽しめるけれど、この日はせっかくなので1泊して、夜の海辺で波の音を聞きながら心をゆっくり解きほぐしました。
この記事は、そんな「メンタルが落ちたときにふらっと行ける江の島」の体験談です。
少しでも気分転換したいとき、こんな過ごし方もあるんだなと思ってもらえたら嬉しいです。
思いつきの朝
3カ月近く、激務とメンタル不調で何もやる気が起きず、3連休のこの日も「今日はずっと寝ていよう」と布団にくるまっていました。
でもふと、心の奥で小さな声がささやきます。
「海の音を聞きに行こうよ」
その瞬間、気づいたら身支度をして電車に飛び乗っていました。行き先は…江の島。しかも勢いでホテルまで予約して、まさかの1泊2日に。
江の島到着
片瀬江ノ島駅に着いたのはお昼過ぎ。改札を抜けるとクラゲのオブジェが迎えてくれ、磯の香りがふわっと漂ってきます。駅舎を見るたび「来たなぁ」と気分が上がる場所です。
この日やりたいことは、ただ3つ。
- 江島神社にお参り
- しらすを食べる
- 江ノ島水族館へ行く


江島神社へお参り
弁天橋を渡り、「しらす問屋 とびっちょ」で発券して順番待ち。お昼時だったので40人待ち…。
それなら先に江島神社へ行こうと階段を登ります。毎回この階段は本当にきつい…。
江島神社は、辺津宮・中津宮・奥津宮の三つのお宮から成る、江の島全体を守る神社。海の女神・弁財天が祀られ、縁結びや芸能、金運アップのご利益で有名です。
参道から最初に辿り着く辺津宮では、鮮やかな朱色の社殿が目を引き、潮風とお香の香りが混じった独特の空気感に包まれます。
暑さと階段で息を切らしながらも参拝を終え、御朱印をいただきました。
ふと横を見ると「龍神おみくじ」という変わったおみくじが。すぐに挑戦してみたら「病気は回復する」とのこと。今のメンタルにもぴったりの言葉で、少し心が軽くなりました。おみくじは小さな龍の置物になっていて、そのまま飾れる仕様。ちょっとした縁起物のお土産です。
念願のしらす丼
ちょうど順番が来たので「とびっちょ」へ戻り、生しらすとサーモン丼を注文。
生しらすのほろ苦さとサーモンの甘み、そこに温泉卵が絡んで…まろやかで最高の組み合わせ!
結構ボリュームもあって、気になっていた期間限定「スズキの刺身」はまたの機会に。
江ノ島水族館へ
お腹が落ち着いたところで、今回3年ぶりに訪れた「新江ノ島水族館」へ。
相模湾大水槽はやっぱり迫力があって、ガラス越しにエイが近づいてきてくれるサービスも(笑)。
クラゲコーナーは小指サイズの子までいて、静かに漂う姿がなんとも神秘的。
そしてお待ちかねのイルカショー!前の席だったので水しぶきはかかるけど、その分迫力も倍増。イルカが頭上の噴気孔から鳴くことや、一頭ずつ声が違うことも知って、ちょっと感動しました。
夜の江の島
日が暮れてからは「江ノ島 貝作」へ。暗い海を眺めながら、イカとホタテのバター焼きを頬張る時間はまさに至福。
マヨネーズとバターだけのシンプルな味付けなのに、なんでこんなに美味しいんだろう…。やっぱり海鮮って偉大。
そのあと浜辺に降りて、波の音をしばらく聴いていました。数カ月分のモヤモヤが、少しずつ洗い流されていくような感覚。
この日の宿は「スマイルホテル湘南藤沢」。江の島から藤沢駅まではすぐなので、移動も楽ちん。チェックインしてベッドに倒れ込むと、一気に眠気が襲ってきました。
明日は鎌倉に行こうかな、それともゆっくり帰ろうかな…そんなことをぼんやり考えながら。
まとめ
1日の流れ
- 朝:思いつきで江の島行きを決定、電車で出発
- 昼:片瀬江ノ島駅到着、磯の香りで気分が上がる
- 江島神社参拝(辺津宮・御朱印・龍神おみくじ)
- 昼食:「しらす問屋 とびっちょ」で生しらす&サーモン丼
- 午後:「新江ノ島水族館」(大水槽・クラゲ・イルカショー)
- 夜:「江ノ島 貝作」で海鮮バター焼き
- 浜辺で波音を聞きながらリラックス
- 宿泊:「スマイルホテル湘南藤沢」
訪れた場所
- 片瀬江ノ島駅
- 江島神社(辺津宮・御朱印・龍神おみくじ)
- しらす問屋 とびっちょ
- 新江ノ島水族館
- 江の島弁天橋
- 江の島海岸(夜景・浜辺散策)
- 江ノ島 貝作(イカ・ホタテバター焼き)
- スマイルホテル湘南藤沢