「犬を飼ってみたい!でも命を預かるのが不安…」「ちゃんと育てられるかな…」「どんな犬種がいいのだろう…」——初めて犬を飼うときは、不安や疑問でいっぱいですよね。実は、私もまったくの初心者からトイプードルを迎え、たくさん悩みながら育ててきました。
このブログでは、そんな私の実体験をもとに、トイプードルにフォーカスして飼い方のポイントや気をつけたいことをわかりやすくご紹介します。犬種に悩んでいるか方、飼う前に不安を抱える方などのヒントになれば嬉しいです!
作者のトイプードル紹介

名前:モコ
誕生日:2013年10月12日
体重:2.8kg
好きなもの:芋、キュウリ
性格:犬とは思えない気まぐれな性格、散歩嫌いですぐ家に帰りたがる。
トイプードルの基本情報
原産国:フランス
サイズ:トイサイズ(体高24〜28cm、体重3〜4kgが一般的)
寿命:12〜15年程度
性格: とても社交的で、愛情深く、寂しがり屋な一面もあります。警戒心も適度にあり、番犬としても活躍します。知能が高いので、刺激のある遊びやトレーニングが喜ばれます。
※日本でジャパンケネルクラブ(JKC)で登録されている犬種は194種ですが、その中で人気犬種不動の1位なのがトイプードルです!
トイプードルをおススメする4つの理由
1. 賢いからしつけがしやすい!
トイプードルは犬種別知能ランキングで2位に選ばれるほど、とても賢い犬種です。しつけがしやすいため、初心者にもおすすめです!
うちのモコはお芋が大好物で、おやつにお芋を使って「おすわり」と「ふせ」をすぐに覚えました。基本の動作を早くマスターできれば、その後の日常のしつけもぐっと楽になります!
2. 毛が抜けにくく、スタイリングも自由自在!
トイプードルは毛が抜けにくく、体臭も少ないため、室内飼いにぴったりです。また、アレルギーの原因になりやすい抜け毛やフケも比較的少ないのが大きなポイント。
さらに、もこもこの被毛はトリミング次第でさまざまなスタイルに変身できるのも魅力です!
ただし、巻き毛なので放置すると毛玉になりやすいため、定期的なブラッシングは必須。また、毛も伸びるので月1回程度はサロンでカットが必要です。
ちなみに、我が家のモコも月に1回カットに行っています!(個人的には1カ月たったモジャモジャバージョンも大好きです笑)
3. 性格が明るく、人懐っこい!
トイプードルはとても社交的で、人懐っこい性格です。特に子どもともすぐに仲良くなれるので、家族で飼うにもぴったりです!
うちのモコも、誰にでもピョンピョンと構ってアピールをしてきます。放っておくとペロペロ攻撃が始まるので、ちょっと注意が必要かも…💦
デメリットとしては、警戒心が薄めなので番犬にはあまり向いていません。
4. サイズがちょうどよく、散歩も楽!
トイプードルは超小型犬に分類され、体重は約2.5〜4kg、体高は約24〜28cmほど。室内で飼うにはちょうどいいサイズ感です。
散歩も1日15〜30分を2回程度が理想で、中・大型犬ほど長時間の運動は必要ありません。逆に運動しすぎると疲れてしまうことも。
ちなみに、うちのモコは散歩嫌いで、ほとんど歩きません…
体験談
迎える前
2013年当時は右も左もわからず、犬を飼う=ペットショップということでペットショップへ赴きモコを向かい入れました。
ただ初心者で迎える場合はブリーダーからお迎えしたほうが良かった思います。その理由は3つ。
1. 健康状態や育った環境がわかる
良いブリーダーは、親犬の健康状態や性格、育てられてきた環境を直接確認することができます。遺伝的な疾患のリスクや、性格の傾向も事前に教えてもらえるので、安心感があります。
2. 社会性がしっかり身についている
良いブリーダーは、子犬の時期から人とのふれあいや他の犬との接触を大切にしてくれています。
3. サポートや相談ができる
初めての犬育てはわからないことだらけ…。
信頼できるブリーダーさんなら、迎えた後も「ごはんはこれがいいよ」「この時期はこういうことに注意してね」など、ちょっとしたアドバイスを気軽に相談できます。
こういったメリットがあり初心者はブリーダーからお迎えするのがおススメだと思います!
ちなみに私が今犬を迎える場合は保護犬受けを入れたいなと思っています。モコと過ごして犬に対する知識や命の重さを知ったことで少しでも保護施設の支援や小さい命を救うための一助になれればと思っています。
ただ初めての場合はブリーダーからお迎えして、まずは知識と経験を積んでいくことが大切だと思います!
迎えてから

迎えるにあたって、とりあえずサークル、トイレ、そして寝室用にゲージを準備しました。
いざ家に着くと、あっちへ行ったりこっちへ行ったりと落ち着きがなく、走り回っていました💦おそらく初めての場所で混乱していたのだと思います。落ち着くまでに1週間ほどかかりました。
さらに、迎えてすぐ咳が止まらなくなり、かなり焦りましたが、病院で薬をもらい、しばらくすると無事に治りました。
また、チーズが合わなかったようでお腹を下す事件も発生しました。
すべてが初めてのことだったため、そのたびに一大事とばかりに慌ててしまいましたが、今思えば、赤ちゃんの頃はハプニングや不測の事態はつきもの。落ち着いてきちんと調べ、しかるべきところに診てもらえば問題ないのだと、今ではよくわかります。
しつけ
しつけに関しては、まずはお座りと伏せを覚えさせるため、ご褒美作戦で早いうちから練習を始めました。
幸いモコは、お芋のためなら何でもするトイプードルだったため、はじめは「お座り」「伏せ」と言われても理解できず、キョトンとしていましたが、こちらが少し補助して座らせた瞬間に、すかさずお芋攻撃!これを繰り返すことで、意外とすぐに覚えてくれました。
また、犬は相手の表情を意外としっかり見ています。ある程度信頼関係ができると、指示に成功した時やトイレできちんと用を足せた時に、大げさに喜んで褒めてあげることで、「これは飼い主が喜んでくれる行為なんだ」と認識して、覚えてくれたりもします!
失敗談とやっておけば良かったこと
私の失敗談と、子犬のうちにやっておけば良かったことを紹介します。これからトイプードルを飼う皆さんの参考になれば幸いです。
失敗談
モコの初めての誕生日!嬉しくて、普段はあまり贅沢をさせないのですが、その日は小さな犬用のケーキを買って盛大にお祝いしました!
……が、ここでひとつ失敗が。
ケーキは美味しそうに食べてくれたのですが、翌日お腹を下してしまいました。
原因は、ケーキを丸々ひとつ与えるのではなく、体重に合わせて量を調節してあげなければいけなかったことです。当たり前のことですが、当時はまだまだ勉強不足だったなと反省しています。
やっておけば良かったこと
子犬のうちにやっておけば良かったことは、2つあります。
1つ目は、社会性を身につけること。
小さいうちから、もっと積極的に他の犬と関わる場所に連れて行ってあげればよかったと今では思います。協調性や、自分より弱い存在に対する接し方を学ばせる機会を、もっと多く与えることが大切だと思います。
ドッグランに連れて行ったり、社会性を育むトレーニングを行っている教室を利用したり社会性を身に着ける場所はたくさんあります。
2つ目は、寂しさに慣れさせること。
モコには、できるだけ誰かがそばにいてあげるようにしていましたが、それに慣れてしまうと、いざ一匹になった時にソワソワしたり、吠えたりするようになってしまいました。
一緒にいることはもちろん大切ですが、長く飼っていればお留守番が必要になる場面は必ず出てきます。
いざという時のために、毎日少しずつ、一人で過ごす練習をさせておくことが大切だと思います。
飼ってみて嬉しかったこと、大変だったこと
嬉しかったことは、最初は警戒していたモコが、徐々に心を許し、信頼してくれるようになったことです。
ある日、私が落ち込んでふさぎ込んでいると、そっと近づいてきて、心配そうにツンツンしてくれた時は、モコとの絆を強く感じ、とても嬉しかったです!
それ以外にも、犬と過ごす日々は嬉しいことだらけです。
もちろん、嬉しかったことばかりではなく、その裏では大変なこともたくさんありました。
病院に行けば、思ったより病院代がかかりましたし、近所の犬の叫び声につられて吠え続けてしまうこともありました(そんな時は、吠えたタイミングで合図を送り、いけないことだと教えて対処しました)。
また、なかなか家を空けて遠くへ出かけることもできませんでした。
命を迎えるうえでは、嬉しいことも大変なことも、両方をしっかり理解して受け止めることが大切だと思います。
最後に
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
この記事では、初めてトイプードルを迎える方に向けて、私の実体験をもとに、トイプードルの魅力や飼うポイントをお伝えしました。
少しでも不安を和らげる手助けになれたら嬉しいです。
実は私も、最初は「本当に育てられるかな」と不安でした。
でも、不安を感じてしっかり準備しようとする人こそ、きっと素晴らしい飼い主になれると今は思っています。
あとは、あなたの決心次第!
ぜひトイプードルとの楽しい毎日をスタートさせてくださいね!

読んでくれてありがとうございました!